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和食は、理想的な栄養バランスの食事

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「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態であることをいいます。」引用:「世界保健機関憲章前文」日本WHO協会仮訳

食事のバランスが崩れてしまうと、栄養不足や栄養過多により、体調に何らかの影響を及ぼします。

運動不足になると、肥満の原因になったり、体力の低下の原因になります。

無理をして仕事をすると、休息がとれず、精神的にも肉体的にも影響が出る可能性があります。

健康的な生活のためには、「食事」「運動」「休息」の3つのバランスを整えることが非常に重要なのです。

和食は、理想的な栄養バランスの食事といわれ、主食、主菜、副菜、汁物で構成されています。

主食にはエネルギーを生み出すのに必要な炭水化物(糖質)を含むご飯、主菜には体をつくる材料となるタンパク質を含む肉や魚、卵、大豆など、副菜・汁物には体の調子を整えるビタミンやミネラル、食物繊維を含む野菜や海藻が使われるのが一般的です。

食品に含まれている栄養素は、大きく分けて5つあります。

これを「五大栄養素」と呼んでおり、炭水化物、脂質、たんぱく質、無機質、ビタミンに分けられています。

また、栄養素の働きから3つのグループに分けたものを「三色食品群」と呼んでおり、赤・黄・緑に分けられています。

赤は主にたんぱく質を多く含み、体をつくるもとになるもの、黄は主に炭水化物・脂質を多く含み、エネルギーのもととなるもの、緑は主にビタミン・ミネラルを多く含み、体の調子を整えるものです。

私たちの健康を維持するためには、これらをまんべんなく、バランスよく摂取することが望ましいとされています。

主食は、炭水化物を主としたごはん

主菜は、タンパク質を含む肉、魚など

副菜として野菜やきのこ類、海藻類

汁物は、主に水分を補給

それぞれの料理の主要な食材が被らないようにすることで、栄養素の偏りを防ぐことができます。

また、油を使った料理を1品だけにすれば、エネルギーの摂りすぎを防げます。